知ってる古文の知らない魅力 (新書)
出版社 / 著者からの内容紹介
超有名古文の一節に未知なる魅力を見出す。
「春はあけぼの」「祇園精舎の鐘の声」……古典文学の大河の間にまに掬い上げられる名句に、連なってゆくまでの流れ、そこから新たに生まれる流れを辿ってゆく。
内容(「MARC」データベースより)
徒然草の有名な書き出し「つれづれなるままに、日ぐらし…」、実は兼好法師のオリジナルじゃない!? ひとつの表現が作品から作品へと旅をしていく魅力、いわば「表現の連鎖」の面白さを、誰もが知っている古文から探る。
万葉の旅〈上〉大和 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
万葉の自然はすっかり姿を変えてしまったが、万葉びとの歌心はしっかりと今に息づいている。日本各地にある万葉の地を訪ね歩き、草陰にひそんでいる古代の人の足跡、風のそよぎに感ぜられる万葉びとの詩情を、時代と風土との関わりのなかから説き起こす、「犬養万葉」の集大成。
内容(「MARC」データベースより)
万葉の自然は様変わりしてしまったが、万葉人の歌心はしっかりと生き続けている。全国各地にある万葉の地を訪ね歩き、万葉の心を今の時代に説く「犬養万葉」の集大成。上巻は「大和」。社会思想社1964年刊の改訂新版。
改訂新版 万葉の旅 中 (全3巻) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
万葉の自然はすっかり姿を変えてしまったが、万葉びとの歌心はしっかりと今に息づいている。日本各地にある万葉の地を訪ね歩き、草陰にひそんでいる古代の人の足跡、風のそよぎに感ぜられる万葉びとの詩情を、時代と風土との関わりのなかから説き起こす、「犬養万葉」の集大成。全3巻。
内容(「MARC」データベースより)
万葉の自然は様変わりしてしまったが、万葉人の歌心はしっかりと生き続けている。全国の万葉の地を訪ね歩き、万葉の心を今の時代に説く「犬養万葉」の集大成。中巻は「近畿・東海・東国」。社会思想社1964年刊の改訂新版。
新編日本古典文学全集 (6) 萬葉集 (1) (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、万葉集の読み下し本文を中央に、下段に原文と口語訳とを示し、上段に簡単な注解を加えたものである。
古今和歌集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
万葉集以来百年の空白を隔てて、和歌が蘇った。国風暗黒時代と呼ばれる漢詩全盛のこの百年間に、詩が養われつつ和歌が創り出した繊細で微妙な美の世界は、古今和歌集となって一挙に開花したのである。「春立ちける日」に始まる華やいだ歌の数々が、新しい和歌の時代の息吹を伝えて来る。付録として「新撰万葉集(抄)」「序注」「書入れ一覧」「派生歌一覧」「派生歌一覧」「注釈書目録」他を付した。
口語訳古事記 完全版 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
いま、あざやかに蘇る日本誕生の物語。詳細な注釈、読みやすい語り言葉で綴られた決定版現代語訳。古事記の原型に近い「語り」を生かした口語体による完訳版。古事記研究の最前線に立った詳細な注釈。古事記の書かれた時代背景の理解に役立つ解説。地名・氏族名解説、神々および天皇の系図、地図など豊富な資料。古事記に登場する動物・植物のイラスト入り。詳細な三種の索引(神・人名、動物・植物名、注釈事項・語彙)付き。
内容(「MARC」データベースより)
日本誕生の物語が気鋭の国文学者による平易な口語訳で鮮やかに蘇る。最新の研究成果を盛り込んだ、懇切にして画期的な注釈付き。地名・氏族名解説、神々および天皇の系図、地図などの資料も豊富に盛り込む。
完本 八犬伝の世界 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
構想の雄渾、趣向の巧緻、文体の華麗、人物造型の玄妙、考証の厳密、エピソードの耽美・古怪。この長大な物語には欠けるものがない。豊富に付された口絵や挿絵もまた、本文と同等の工夫をもって配されているから、画文渾然、伏線は錯綜し、仕掛けは曲折して、作品全体がいわば一個の巨大な図解宇宙誌の観を呈する。謎は多く、秘密は深い。読者に最高度の学識と想像力を要求するこの種の作品を堪能するには、手練の周到な読みを俟つにしくはない。稀有の伝奇ロマンの魅力を、徹底的な細部へのこだわりと構想全体への目配りをもって論じ尽くす、著者積年の研究の集大成。図版多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高田 衛
1930年、富山県生まれ。早稲田大学大学院修士課程、東京都立大学大学院博士課程修了。東京都立大学名誉教授。近畿大学文芸学部教授を務めた。専攻、日本近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
万葉秀歌〈上巻〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「万葉集入門」として本書の右に出るものはいまだない。万葉の精神をふまえて自己の歌風を確立した一代の歌人たる著者が、長年の傾倒による蘊蓄を傾けて約四百の秀歌を選び、簡潔にしてゆきとどいた解説を付して鑑賞の手引きを編んだ。雄渾おおらかな古代の日本人の心にふれることにより、われわれは失われたものを取り戻す。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
斎藤 茂吉
1882年―1953年。1910年東京帝国大学医科大学卒業。専門は精神医学。歌人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新編日本古典文学全集 (66) 井原西鶴集 (1) (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
"好色"の語が災いしたか、近代小説の祖とまで内外ともに評価の高い「好色一代男」をのせた教科書にはお目にかかったことがありません。「なんだ、ポルノか」くらいの軽い印象で素通りする読者が大多数だとしたら、ゆゆしきことと言わねばなりません。 好色(色好み)こそ、民族の元気、ひいては文化を支える営みである、とは、巻頭の古典への招待で暉峻康隆先生が力説されるところですが、この際、やや疲れ気味のあなたに是非おすすめしたい提言です。 桜もちるに嘆き、月はかぎりありて入佐山…… 冒頭からいきなり好物の桜餅が出たと勘違いした女子大生がいたそうですが、中沢新一氏が"横っとび"といわれるほど連想が自在で省略の多い独特の文体に素手で立ち向かうのは、土台、無理。 桜もすぐ散ってしまって嘆きの種だし、月も限りがあって山の端にはいってしまう。 下段の現代語訳へと眼を上下させるだけで、魅力溢れる歯切れのよい文体とともに確実に西鶴のメッセージはあなたに届くわけです。本全集ならではの強味と申せましょう。 自然美よりも人間的な愛欲こそという、反中世的な人間主義宣言。 この鑑賞注によって、「好色一代男」こそ元禄ルネッサンスの高らかなファンファーレであったことがよくご理解いただけると確信します。好色五人女、好色一代女とも。
出版社からのコメント
俳諧連句の早詠みチャンピョン・西鶴は「好色一代男」で初めて、小説に手を染めた。軽やかに展開するエネルギッシュな人物群像・時代風俗。権威の定評ある全訳と的確な語注・鑑賞で、浮世草子のバイタリティを今に。
すらすら読める徒然草 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
「されば、人、死を憎まば生(しょう)を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや」
長年たえず口に唱え、みずからを励ましてきた言葉を選んで、いわば「わが徒然草」といったものを作ってみた。徒然草の魅力を伝えるひとつの試みである。(中野孝次)
総ルビつき原文 著者オリジナル現代語訳つき
閑(しず)かなる山の奥、無常の敵(かたき)競(きお)ひ来らざらんや。その死に臨めること、軍(いくさ)の陣に進めるに同じ。
生死の問題は、今を生きる上で考えずにいられぬ緊急の関心事だったのである。……人は本来なら、いかに無事太平の世に生きようとも、つねに同じ課題をつきつけられているのだ。そのことを我々に最もよく示しているのが『徒然草』なのであって、この随筆文学の永遠の新しさはそこにこそあると言っていい。――(本文より)
内容(「BOOK」データベースより)
長年たえず口に唱え、みずからを励ましてきた言葉を選んで、いわば「わが徒然草」といったものを作る。徒然草の魅力を伝えるひとつの試みである。
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